2022年度の保護者会は、大人も子どももトレッサ学童クラブで出会えたつながりを「縁」として気軽に楽しくコミュニケーションできる場となることをめざして活動しました。
トレッサ学童クラブでは2年生の保護者が役員を担っていますが、新型コロナの影響で前年度は保護者会でのイベントはなく、何の経験のない状態からのスタートでした。
また、保護者会の活動への理解も新型コロナに対する考え方も各家庭によって様々な中で、大人に無理なく参加してもらいながら子どもたちに喜んでもらえることをしようと考え、活動してきました。
ウィズコロナの「今だけど」ではなく「今だから」と考えて開催した2022年度の活動をご紹介します。
新1年生の親子に集まってもらい、顔合わせをする会を設けました。
自己紹介では恥ずかしがりながらもほとんどの子どもが自身で発表し、子どもたちもみんな静かに話を聞いてくれました。
その後、保護者はグループに分かれてフリートークの時間を取り、クラスを超えてお話してもらう時間を取りました。
子どもどうしが長い時間を過ごす学童クラブの中の繋がりを、コロナ禍で交流が減っている中で保護者にも共有してもらう機会ができました。
七夕のために学童クラブ内で飾る笹の刈り取り・運搬作業をイベントとして実施しました。
例年は有志の保護者へ依頼していた作業でしたが、協力してもらった保護者への負担が大くなっていました。
そのため、自然に触れて保護活動について学び、体験する親子で参加できる企画にして複数の親子に参加してもらい、子どもたちも協力して竹の運搬を行いました。
「獅子ヶ谷市民の森」の自然を守る活動をしているボランティア団体の会長さんに活動のお話を聞き、竹の楽器作りも披露してもらいました。実際にどんなところに竹の生えているのかを見たり、刈り取りや後処理の大変さを知ることができました。
感染状況が見通せない中でも楽しめる夏休み中のイベントとして、師岡小学校の校庭を借りて「夏のだい大会」を企画しました。
「ボールすくい」「ピンポン玉リレー」「スイカ割り」を学年対抗で行い、夏の暑い空の下でも元気な子どもたちは真剣勝負を見せてくれました。
ほとんどの子どもたちが初体験の「スイカ割り」では、周りの指示を一生懸命聞きながら向かっていき、見事にスイカを割っている子もいました。
炎天下の中でも暑さに負けず競技を楽しんで参加し、学年を越えた白熱した戦いを繰り広げていました。
夏のだい大会の後夜祭として、日を改め、夜に梅の丘公園で花火大会を行いました。
夜ということもあり保護者同伴を必須としましたが、数多くのご家庭でパパ、ママ、兄弟姉妹も一緒に参加してくれました。
各家庭で手花火持ちを持ち寄ると、使いきれないほどの花火が集まり、子どもたちは目を輝かせてたくさんの花火をやっていました。
最後にサプライズで演出付きの噴出花火を披露していただき、夏の最後に楽しい思い出の1ページを作ることができました。
月末のハロウィンイベントに向けて学童クラブの室内をハロウィン仕様に変身させました。
指導員さん考案の保護者会との合同イベントとして実施しました。
師岡小学校の体育館をお借りして、「ドッジボール」「手つなぎおに」「ふうせんバレー」を大人と子どもで本気で闘いました。
今回の独自競技の「ふうせんバレー」は、相手チームのコートに押し込み、味方コートからふうせんをなくす早さを競いました。
単純な内容ですが、大人も子どもも汗だくになりながら、山のように用意し、なかなかなくならないふうせんと闘っていました。
トレッサ学童クラブのクリスマスツリーは、毎年恒例でIKEAで購入した生のもみの木を使用しています。日々、子どもたちが飾りを手作りしてくれ、クリスマスには立派にデコレーションされたクリスマスツリーに変身します。
ハロウィンの時に好評だった顔はめパネルのクリスマスバージョンと、一緒に楽しめるフォトプロップスを学童クラブに置かせてもらいました。
待ち遠しいクリスマスイベントまでの日々を彩り、お迎えの家族に楽しんでもらいました。
「きね(杵)」と「うす(臼)」を用意しておもちつきをしました。
保護者のほとんども初挑戦でしたが、重いきねを持って掛け声にあわせておもちをつきました。
小分けにする工程も子どもたちが積極的に参加してくれ、専用のもち切り機担当と成形担当に分かれて粉だらけになりながら作業をしてくれました。
力のある保護者のつき方で階下のテナントさんを驚かせてしまうハプニングもありましたが、参加した大人も子どもも楽しい体験のできたイベントでした。
自分たちでついたおもちはお土産にし、蒸し米をご用意いただいた大倉山の和菓子店「青柳」さんの特製あんこと一緒に、つきたての柔らかいおもちを楽しんでもらいました。
例年は年始めの昼食におもちを提供していましたがボランティア確保が困難だったため、時期を変更して室内でのもちつきという新しい試みとしましたが、参加者全員の協力で貴重な経験をすることができました。